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長門ゆずきちで作ったドレッシング開発秘話

野菜が恋するドレッシング
私、株式会社シマヤの田中と申します。
「ぶちうまいシリーズ商品」の開発責任者です。

この「ぶちうまいシリーズ商品」の四女とも言うべき「長門ゆずきちドレッシング」の開発についてのお話をさせていただきます。

「長門ゆずきち」は山口県萩市田万川生まれの香酸柑橘です。
山口県内の萩市、長門市、下関市の三市だけで栽培されています。
平成15年には、萩市・長門市・下関市の三産地が連携して「長門ゆずきち産地連絡協議会」が設置され、技術の向上やPR活動に積極的に取組んでいます。

■モチはモチ屋に聞け
「長門ゆずきち」は「ユズ」と「スダチ」をブレンドしたような、まろやかな酸味と香りが特徴で醤油との相性が抜群です。
私たちは、この「長門ゆずきち」を使って「ドレッシング」を開発しようと考えました。
ドレッシング商品はたくさんの種類が市場に出回っているのですが、産地・生産者の顔が「パッ」と見える「地域発のドレッシング」の開発を目指したわけです。

当時、「長門ゆずきち」は青果農産物として流通しているだけでほとんど加工食品の原料には使用されていませんでした。
生産量も毎年増えているとはいえ、6ヘクタールの栽培面積で18トンの収穫しかありませんでした。
「生産量が少ない」これは大変かもしれないという思いと、「どこから手をつけたらいいのだろう」という漠然とした不安が「ジワッ」と胸に広がりました。
しかし、やると決めたのです。前に進むだけです。

苗木を植えてから実をつけるまで、ユズは普通8年くらいかかるのですが、「長門ゆずきち」は2年から3年で実をつけます。
また、カボスやスダチの果汁が搾れるのは秋からですが、「長門ゆずきち」は8月下旬頃から搾れるのも特徴です。
その他、ほぼ種がないものが栽培されていますので果汁がたくさん搾れるのも魅力です。

私たちは、地元のJA周南さんにご相談に伺いました。
「モチはモチ屋に聞け」です。
JA周南の経済部長さんは周南地区で栽培しているわけでもないのに、地域商品の開発というコンセプトに大変共感を抱かれ、「ワシがなんとかしちゃる」と「ドーン」と胸を叩いて引き受けてくださったのです。

実際にその後の行動はまさに八面六臂の「ビックリ」する大活躍でした。
行く先々で部長のお名前を耳にしました。
こうしてやっと「長門ゆずきち」原料の入手方法が見えてきたのです。






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