高級感ある卵かけご飯の作り方！普通の卵を高級な味に変える方法とは？

2023年9月20日に放送された「ありえへん∞世界」では、スーパーで購入した一般的な卵を使用して、1500円の高級卵と見間違うような濃厚な卵かけご飯を作る方法が紹介されました。

こちらは日本たまごかけごはん研究所の上野貴史氏によるもので、普通の卵を使って高級な味わいを実現するレシピです。

【手順】

• 卵をフリーザーパックに入れ、冷凍庫で一晩冷凍させます。
• 翌日、卵を取り出し、殻を剥いた後、電子レンジで約50秒加熱（解凍）します。これにより、卵の旨味とコクが増します。

卵をフリーザーパックに入れる理由は、冷凍庫で卵の殻がヒビ割れするので、冷凍庫が汚れないようにするためです。
卵の殻を剥く時には、30分ほど自然解凍してからが剥きやすいです。剥いた卵は凍っているのでコロコロしています。ですので、TKG（卵かけご飯）にするために自然解凍または電子レンジを使った解凍を行います。時短できるのは、やっぱり電子レンジですね。

【なぜ美味しくなるのか】

冷凍卵かけご飯殿は、マジで美味しかった… pic.twitter.com/18gsp3XehV

— キヨ≠ｵｵｵｵｵ (@Llb9qnZq6F3G3sF) July 9, 2020

通常の卵は水分が多く含まれているため、味が薄く感じることがあります。しかし、この方法で卵を処理すると、解凍時にタンパク質が結びつき、旨味が強化されます。

冷凍すると黄身の風味が増す理由

通常の卵を冷凍すると、黄身部分の食感がもっちりとして、口に入れるとはっきりとした弾力が感じられるようになります。この特徴的な食感は、冷凍過程で卵黄のたんぱく質が固まり、同時に黄身内の水分が減少することによるものです。

加えて、黄身の粘度が高まるため、その味もより濃厚に感じられます。一方で、白身は元々水分が多く含まれており、冷凍しても味や食感の変化はそれほど顕著ではありません。そのため、冷凍卵を味わう際は黄身を中心に楽しむことがおすすめです。

【まとめ】

• 通常のスーパーで購入した卵を冷凍し、翌日解凍して使用することで、1500円の高級卵と同様の濃厚な卵かけご飯が作れる。
• 冷凍する理由は、卵の殻がヒビ割れを防ぐためと、卵黄のたんぱく質が結合し水分が抜けることで、黄身がもちもちの食感と強い味わいを持つようになるため。
• 卵を電子レンジで解凍することで、解凍時に旨味が増し、特に黄身の風味が強化される。
• 白身は大きな変化がないため、冷凍卵を味わう際は黄身を中心に楽しむのが良い。

このシンプルな技で、日常の卵かけご飯が一段とリッチな味わいに変わります。ぜひ試してみてください。