コーヒードリッパーの種類と選び方が気になったので調べてみました。コーヒードリッパーの素材についても陶器のものやプラスチックのものがあります。また、メリタ式やカリタ式、ハリオ式などと言われる形状の違いなどもコーヒーをドリップする際にその作用が影響してきますので、コーヒードリッパーを選ぶ上では重要な要素の一つとなっています。今回 Amazon や楽天、yahoo!ショッピングなどで販売されているコーヒードリッパーについても、種類別に調べてみましたので参考にしてみてください。
コーヒードリッパーの種類
プラスチックと陶器の違い
コーヒードリッパーの種類にはいろいろありますが、コーヒードリッパーの材質の違いも気になるところです。100°c近いお湯を注ぐわけですので、抽出して出てきたものの中に何かコーヒー以外の化学物質などが入るリスクがあるプラスチック素材は、気にする人にとっては何となく気になると思います。その点、陶器であれば100°cのお湯を入れても余裕です。素材が変化することはまず考えられませんので、安心してコーヒーを抽出することができます。我が家でもコーヒードリッパーは陶器のものを使っています。プラスチックと比べると重いのは確かですが、それ以外は扱いに関しては特に不便と思ったことはありません。抽出が終わるとフィルターに残った豆とフィルターをそのまま取り外してゴミ箱の中に入れ、まだ温かいコーヒートリッパーを水で軽くすすぐだけですぐに綺麗になります。
メリタ式
メリタが1908年の創業以来、理想的なコーヒーの抽出のためにたどり着いた抽出方法が現在の小さい一つ穴タイプのコーヒードリッパーです。メリタ式の抽出方法は全ての製品がこの小さい一つ穴の抽出方法となっています。この抽出方法になったのは1963年ですので、既に50年以上の歴史があります。
メリタ式の抽出方法の最大の特徴は、抽出時間のコントロールが自動的に行われるという点です。ですので何回かに分けてお湯を注ぐ必要がなく、一度にお湯を注いでも、いつもと同じコーヒーの味が楽しめるようになっています。メリタの抽出方法ではお湯の量と時間に関してはメリタのフィルターがコントロールしてくれますので、あとは豆の量とお湯の温度さえ注意すれば毎回同じ味のコーヒーを楽しむことができます。長年にわたって研究されたメリタのコーヒードリッパーは、フィルターの角度や溝の深さなど計算されており理想的なコーヒーが抽出できるように設計されています。コーヒー初心者の方にとっては、とってもありがたいコーヒードリッパーです。
プラスチック製
陶器製
カリタ式
カリタ式のコーヒードリッパーの特徴は、カリタ独自の三つ穴構造のドリッパーとペーパーフィルターを組み合わせた抽出方法のことです。カリタ式のコーヒードリッパーの最大の特徴は抽出スピードの速さにあります。カリタ式の場合三つ穴ですので抽出スピードが速く、苦味の少ない純粋な味のコーヒーが楽しめます。アイスコーヒーを淹れる時には、抽出スピードが早いカリタのドリッパーを使うと、苦味が少ない後味がすっきり出せるコーヒーを淹れることができます。雑味の出にくいコーヒーを淹れるのに適したドリッパーがカリタ式です。
プラスチック製
陶器製
ステンレス・銅製(燕三条製)
耐熱ガラス製
ウェーブドリッパー(ステンレス製)
ハリオ式
ハリオ式の v60のコーヒードリッパーの特徴ですが、コーヒードリッパーの底面に大きな一つ穴が開けてあります。このことによって注がれたお湯がスムーズにドリップされるためコーヒー本来の味を楽しむことができます。ハリオ式のリブはスパイラルリブを採用されており、ペーパーフィルターとドリッパーの密着を防ぎやすい構造となっていますそのため空気が抜けやすく、コーヒーの粉がしっかりと膨らみやすい構造となってます。ドリッパーの形状は円錐形をしており、縦にコーヒーの粉の層が厚くなって、中心に向かってお湯が流れることでコーヒーの粉に長く触れるような構造となっています。コーヒーの味の調整がしやすいコーヒードリッパーです。素早く注げばすっきりとした味わいになりますしゆっくりと注いでいけば深いコクのある味わいにすることができます。
プラスチック製
陶器製(有田焼)
耐熱ガラス製
メタルドリッパー
コーヒードリッパーの選び方
「初心者」向き(いつも同じ味)
「味の調整をしたい」場合
コーヒーの味を調整したい場合には、様々な要因が関与してきます。お湯の温度が高いと味が強くなりますし、低めの温度で抽出すると柔らかい味わいとなります。使用する豆によってももちろん違います。使用するコーヒードリッパーによって調整がしやすいものとし難いものがあります。
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